どうも子育てアングラーです。
発売からいまだに類を見ない個性的なルアーをインプレしたいと思います。
コアマンの『BC–26』ことバックチャター26のインプレ。
どんなルアーかとまとめると
- 唯一無二の動き
- 飛距離抜群
- デイゲームでもナイトでも釣れる。
- 青物もバッチリ!
- マイクロベイトパターンにもよし。
- シャローエリアを広くスピーディーに探れる。
- 千鳥アクションでリアクションバイト
どんなルアー
今までになかった全く新しい動きのルアー。
コアマンといえばデイシーバスに強いルアーが多い。
数々のヒットルアーを生み出した大好きなメーカー。
やっぱり良く釣れる コアマン VJ -12 インプレ 使い方
最強+最強!シーバス、青物、ヒラメ なんでも釣れる。 コアマン IJ−16 アイアンジグヘッド インプレ 使い方
マイクロベイトパターン攻略の即戦力 コアマン IP-10HL アイアンプレート10HL インプレ 使い方
よく釣れる定番のメタルバイブ コアマン IP−13 インプレ
このバックチャターもデイゲームに強いルアーですね。
夜でも普通に釣れますけどw
バックチャターは16gと26g。
最近発売になったもっと小型化してよりシャローを引きやすいBC-10
ウェーディングでも使いやすくなりそうですね。
スペック
- ■ LURE SPEC ■
- LENGTH: 88mm
- WEIGHT: 26g
- RING: Coreman Original #2/コアマン オリジナル #2
- HOOK: Gamakatsu×Coreman CD21 #4/がまかつ×コアマン CD21 #4
- BLADE: Coreman BLADE #1PLUS/コアマン ブレード #1+
- PRICE: 1400JPY(+Tax)
このルアーを初めて使った時は見たことない動きだったのでとても衝撃的でした。
「これは絶対釣れるやん」というよりこれで本当に釣れるのか???というのが第一印象。
それと同時にこれで釣りたい!という期待がいっぱいでした。
チャターといえばバス用のルアーでは知っていましたが、見た目が全く違う。
バスのチャターはブレードが前に付いている。
バックチャターはブレードがボディの後ろに。
全く仕組みが違う。
ヘッド部分は水を受けるように平らにうっすらと切ってあります。
フックは背中にダブルフックを背負うかたち。
背中にピンが設けられていてダブルフックをそこに固定する。
食いが渋くてかかりが悪い時は腹側にもフックを取り付けれるようになっており好みでつけるといい。
標準は背中にだけフックが付いています。
また魚がかかった時にはピンから外れフックは可動するのでバレにくい。
アイの位置は頭の後ろ側にあり平らな面の頭がクランクベイトのリップのような役割をしているように思います。
ブレードはスピンテールジグのようにお尻に付いています。
違うところはスイベルではなくスプリットリングなのでブレードは一周回転せず、半回転しかできない。
これが今までのブレードルアーにないところ。
使用感
飛距離
ブレードが飛距離を邪魔することなくめちゃめちゃ飛びます。
メタルバイブほど綺麗な飛行姿勢で飛んではいきませんが同g程度のメタルバイブとあまり変わらない飛距離です。
60mは飛んでる。
竿はMLクラスからMHクラスまでならどれでもよく飛べせるんじゃないでしょうか。
Lクラスなら軽量バージョンのBC−16がおすすめ。
アクション
半回転しかしないブレードと水を受け流すボディから生み出されるカクカクとしたアクション。
説明書にも書いてあるこの『カクカク』という表現がとても的確でリトリーブしている時に伝わる感覚そのもの。
巻き心地もアイアンプレートやパワーブレードに比べると軽く、長時間使っていても疲れない引き抵抗。
カクカクしながらどこに飛ぶかわからない不規則な動きはまるで千鳥アクション。
<千鳥=酔っ払い歩きのようにどこによろけるかわからない様>
まるでフィッシュイーターに追われて群れから逸れた小魚のパニックアクション。
カクカクとした動きも伝わってくるのでどのレンジを泳いでいるか分かりやすく操作性にも優れている。
小粒、不規則な動き、ブレードのキラキラ。
デイゲームには強いでしょう。
レンジもメタルで重量がある割に浮上しやすくミディアムリトリーブでも水面下30センチくらいを泳がすことができます。
牡蠣瀬のシャローなどはBC- 16の方がやりやすいと思います。
使い方
使い方は扇形に遠投していきただ巻き、とにかく広く探っていく。
広く探っていく使い方がこのルアーの最も基本的な使い方だと思います。
リトリーブスピードは1秒に2回転くらいが一番いいアクションをすると思う。
早すぎると不規則に飛ぶ幅が狭くなるように思います。
水深とリトリーブスピードが合わない時は竿を立てるとある程度調整がきく。
メタル系のルアーなので早く巻いてしまいがちですが思っている以上にスローに巻いてもよく釣れるので気持ちゆっくりを心がけるとバイトチャンスは増えると思います。
ただシャローエリアの場合は根がかったり底に擦ってルアーがボロボロになるので早まきの方がいい。
テーリングはほぼしないのですが、たまに何かの拍子で固定されたフックが外れてしまいラインを拾ったりするので、キャスト前にフックが固定されているか確認するといいですね。
アクションもわりかし奇抜でブレードも付いていることもありアピール力が高いためスレやすいルアーだと思います。
合間にVJシリーズやアイアンプレートなど全く違う波動のルアーを入れてやるとスレ対策しています。
僕がこのルアーでよく釣る釣り方は、テトラや堤防の際を遠投し引いてくるとドンっと魚が出てきます。
際に隠れてベイトを待ち構えるシーバスを引っ張りだすリアクション的要素があるのかもしれません。
あと遠投が効くところ、ブレード、早い動きというところからも青物にも有効だと思います。
その場合はフック強化は必須です。
まとめ
- 唯一無二の動き
- 飛距離抜群
- デイゲームでもナイトでも釣れる。
- 青物もバッチリ
- マイクロベイトパターンにもよし。
- シャローエリアを広くスピーディーに探れる。
- 千鳥アクションでリアクションバイト
唯一無二のとても面白いルアーです。
一見マニアックなルアーですが初心者でも使いやすいのでタックルボックスに入れておいて損はないと思います。
よりシャローを引けるダウンサイズ版BC-16もあります。