どうも青後です。
さてさて今日はまたワールドシャウラのインプレをしたいと思います。
以前に記事にしたワールドシャウラ2831R-2のワンパワー固め仕様の2832RS−2のインプレになります。
またYouTubeの方でも比較動画を作りましたんで参考に。
YouTubeより
- なぜ2831をもっていながら2832を購入したのか?
- どんな竿?
- 使用感は?
- キャストフィール
- 操作感
- 2831との違い
- まとめ
なぜ2831をもっていながら2832を購入したのか?
2831はとてもいい竿です。
それは過去のインプレを読んでいただければ納得いくと思います。
エギング、シーバス、青物まで 1本の竿で9つ以上の釣りができる!究極のなんでもロッド ワールドシャウラ 2831R-2 インプレ
不満ではないのですが。
秋のランカーシーバスや青物の回遊が多くなるタイミングで2831だと正直頼りなかった。
あと26g前後で空気抵抗のある大型プラグや重めの鉄板バイブを投げる際にも、2831の場合少し気を遣いながらキャストする必要があった。
春のバチ抜けやエギング、小型青物ならこれ以上ないというくらい最高なロッドなんですが。
春は2831で秋は2832で使い分けたくて購入しました。
極論言えばどちらも年中使える万能ロッドなんですけどね。
どんな竿?
ワールドシャウラ2832RS-2(以降2832)は以前インプレした2831の原型となるモデルです。
ですので基本的に2831と似たところも多いので過去のインプレも参照してください。
簡単なスペックですが
全長(m) | 2.51 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 130.0 |
自重(g) | 125 |
先径(mm) | 1.8 |
適合ルアーウエイト(g) | 7〜30 |
適合ライン ナイロン(lb) | 10〜24 |
適合ライン PE(号) | MAX2 |
グリップ長(mm) | 310 |
テーパー | RS |
ルアーウエイトが7g〜30gと2831の倍の重量を投げれます。
グリップ長は310mmと2831より5mm長くなっています。
先径も1.8mmと0.1mm太くなっています。
わずかな差だけあって見た目はほとんど変わりません
バッドの太さは多分同じだと思います。
継ぎ目の部分からティップにかけて若干太くなっている印象です。
実際に部屋で触った印象も2831に比べ太くなったというより張りが強くなった感じです。
2831はレギュラーで2832はレギュラースローなので柔らかくてもっちりしてるのかなとイメージをもっていたのですが部屋で触ったらシャキッとした印象です。
2831の繊細なティップに対してメタルジグもしっかり飛ばせる張り感も求めていたので良かったです。
にしてもレインボーチタンコートは美しいのぅ (≧∀≦)
これだけでもワールドシャウラを買ってよかったと満足します。
ただ今だにカーボンモノコックの恩恵は感じたことないです ( ̄∇ ̄)
コルクストレートに戻して欲しいなぁシマノさん。
使用感は?
キャストフィール
30g前後のルアーを気遣いながら投げていた2831に比べ余裕というか安心感をもってキャストできます。
セットアッパ−125S-DRやサイレントアサシン129Fのような26g前後のミノーのフルキャストも快適です。
30g前後のメタルバイブもドンピシャって感じです。
下限は表記7gですが6.5gのノガレ120FやバスディのSPM75 も使うことはできました。
上限は表記30gですが42gのガボッツ150まで投げました。
オススメはしませんが気を使えばキャストもできアクションもマズマズできる感じでしたね。
敢えては使いませんがボックスに入っていれば使うかも ٩( ‘ω’ )و
やはり2831と比べるとベリーから穂先まで張りがありパワーも増した印象です。
- 26g前後のルアーをメインで使うのであれば2832。
- そこそこ重いプラグもしっかりフルキャストしたいなら2832
- 16g前後のルアーをメインで使うのであれば2831。
- 軽量プラグも竿をしっかり曲げてキャストしたいなら2831
といった感じですかね。
どちらの竿でもどちらのウェイトはカバーはできますがどちらにど真ん中を置くかです。
操作感
- 激しいトゥイッチ&ジャーク
- メタルジグをしっかり飛ばしたい
- 中型トッププラグをメリハリつけて操作したい
- 鉄板バイブを水を切るようにリフト&フォールさせたい
なら2832は2831より快適に操作できますね。
特にブローウィン140sのような抵抗のあるジャーキングは2831だと穂先が入りすぎてやりにくかったのですが2832だと気持ちよく左右にダートさせることができました。
コアマンのVJシリーズも28gも2831では抵抗負けしながら巻いていたのですが2832なら心地よく巻けます。
2831との違い
簡単に表にしてみました。
ライトショアジギング | フラットフィッシュ | ロックフィッシュ | シーバス(コノシロ) | シーバス (マイクロベイト) | エギング | 黒鯛ルアー | 沖磯メバリング | |
2832 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | △ | ✖️ |
2831 | 30gまでなら◯ | ルアーによる◯ | ルアーによる◯ | ルアーによる◯ | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
多くの釣りをするのにあたってエギングを重要視しているのであれば2831をオススメします。
2832でもエギングは全然できます。
2832でも2.5号から4号まで問題なくしゃくれました。
秋イカも釣れたので ٩( ‘ω’ )و
2832はチヌにはちょっと固いかな?って感じです。
チヌも結構引くので全然問題ないのですが、スリリングさでは2831の方が面白いと思います。
あとチヌトップのルアーって7g前後が多いのでそういう部分でも2831の方が黒鯛向きかな(°▽°)
フラットフィッシュや青物、コノシロパターンのシーバスは完全に2832でしょう。
ライトショアジギングに関しては2832の方がやりやすいです。
重さは40gまでいけます。
2831でもできますが穂先も繊細なので30gまでのスーパーライトショアジギング向きですね。
シーバスもエギングも2本の竿両方できますが、
そのほかの釣りに視野を置いたとき
2831はライトより(黒鯛、沖磯のメバリング)
2832はヘビーより(フラット、ロックフィッシュ、青物)
と考えてもらえると竿の調子がイメージしやすいと思います。
ただどちらも多くの釣りができるは確かです!
快適かどうかの話であって ( ・∇・)
まあ僕は快適だと思いますしどの釣りも最低平均点以上を取れていると思いますが。
コルクグリップとスーパーレッド、釣りをしてる時でもついつい眺めてしまう ( ^ω^ )
まとめ
やっぱり2832もいい竿です。
何度も言っていますが、どちらの竿でもおおよそ同じ釣りができます。
・ライトめにするかヘビーめにするか
・穂先の性格で張りを求めるか、繊細さを求めるか
この2点だと思います。
2本持つのが一番だとは思いますが1本に絞るならどちらが自分のスタイルかにあわせていただくと後悔のない選択だと思います。
どちらにも共通してるいい点は
キャストしてて気持ちいい。
あと1投したら釣れるかもの『あと1投』ではなくキャストが気持ちいいから『あと1投』なんです。
あとコンセプトでもあるフリースタイルだけあって多くの魚種と対峙できたり幾つものルアーとの相性が良かったりと汎用性が高い竿である。
2832は5ピースのパックロッドもあるので旅行先や電車で釣りなどにいいです。
5ピースモデルは釣具屋で触った感じ2ピースモデルより若干強めなテイストに感じました。
2831と2832の両方ともワールドシャウラの廉価版スコーピオンでも発売されていますので、入門としてはこちらもおすすめです。
今年の目標は2832でエギングしてる最中に鰤を釣る!です。
秋のランカーシーバスもロックフィッシュも、座布団ヒラメにも!
ああー夢だけが膨らみまくり。
でもこの竿はアングラーと場所さえ条件が整っていれば夢は叶います。
これがワールドシャウラの醍醐味じゃなでしょうか。
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