どうも子育てアングラーです。
今日は久々にワールドシャウラ2952R−3を新調したのでインプレしたいと思います。
なぜワールドシャウラBG 2952を購入したのか?
まずはなぜ2952が欲しくなったのか?というところから。
僕のシーバスフィッシングの際のロッドは2832もしくは赤シャウラの2953でやっておりました。
2832でも十分にこなせているのですが、欲を言えば「もう少し長いロッドが欲しい」「2953よりティップが入る食い込みのいい竿が欲しい」と。
2953では張りが強すぎてシーバスにはかなりオーバーパワー。
また軽量ルアーが投げにくい。
2953はどちらかといえばランカーシーバスを狙ったりフラットフィッシュ、ライトショアジギングにちょうどいい番手。
エギングから青物まで使えるロッド!ワールドシャウラ2832RS-2 インプレ
赤シャウラでライトショアジギング シマノ旧 ワールドシャウラ2953R-3 インプレ
これまでは青物を狙った釣りをよくしていたので2953がベストでしたが、現在の僕の釣りのほとんどはシーバスが占めておりもう少しライトなロッドが欲しくなってきた。
春は2831と秋は2952くらいがベストかな。
ワールドシャウラBGシリーズの2953のワンパワー落としたモデル2952なら希望のロッドに近いのではないかと購入に至ったわけで。
下調べしたところ2952はとてもティップが繊細らしく食い込みの良さ軽量ルアーを扱えるところが自分の要望にマッチしてそうで。
どんな竿?
スペック
まずは2952のスペック
すでにラインナップしている2953R-3のライトバージョン。
「60~80cmのシーバスでは3パワーは強すぎる」というアングラーのためのロングロッドの2パワーです。
シーバス、ヒラメ、青物狙いで、河口、サーフ、堤防、磯など、幅広いフィールドで活躍。
もちろん、北海道日本海側の海アメ、海サクラ、海イトウにも対応します。
- 全長(m):2.90
- 継数(本):3
- 仕舞寸法(cm):130.0
- 先径(mm):1.6
- 適合ルアーウェイト(g):MAX40
- 適合ジグウェイト(g):15~40
- 適合ラインナイロン(lb):10~25
- 適合ラインPE(号):MAX2
- 最大ドラグ:MAX2.5kg/45度
- グリップ長(mm):350
- テーパー:R
第一印象
BGモデルの2953を以前は使用しておりましたが、BGモデルはオリジナルのワーシャに比べて竿の調子かなり柔らかく、
使い手によって好き嫌いがはっきりするテイストだと思います。
スーパーレッドでライトショアジギング ワールドシャウラBG 2953R-3 インプレ
2953でもかなり柔らかいティップだったので2952はどんだけ柔らかいんだろうと期待半分、不安半分。
部屋で触ってみたところティップはかなり柔らかい。
いやベリー辺りまでかなり柔らかい。
バッドは硬くかなり強そう。
最近よくあるティップとバッドが全然性格の違うロッドって感じです。
ティップは軽量ルアーも扱えるようかなり柔らかくしており、ランカーシーバスがかかっても全く不安を感じないくらい安心感のある強靭なバッド。
ただバチ抜けに使う軽くて引き抵抗のないルアーも扱えたらいいなと思っておりましたがそこまでの繊細さもない。
デザインは2953と同じでスーパーレッド。
違いは2952の方がグリップが15mm短く、ティップが0.2mm細くなっている。
この全身赤いデザインも好みが大きく分かれるところだと思います。
僕も釣り場でこんな派手な竿使えないよと思っていましたが、今では平気。
慣れるもんですね。
村田基さん曰く全身赤のブランクスは太陽光の元で見ると美しいと言われてましたが僕は昼に見るスーパーレッドはあまり好きではない。
ちょっと赤すぎる。
夜にみるスーパーレッドは赤みも抑えられ渋くかっこいい。
昼間でもこれくらいの暗さの赤ならいんですけど。
次にガッカリだったのがグリップです。
購入前にグリップが太すぎるというコメントをSNSでよく見かけていたのですがその通りで太すぎます。
購入を考えてる方一度握ってから購入を考えた方がいいです。
ワールドシャウラのBG(BIG GAME)は大きい魚を相手にするシリーズだから太いのはわかりますが、この2952に関しては繊細方向の竿なのだからもう少し細くしてもらえれば完璧だったと思います。
この太さは手が小さい人は疲れると思います。
個人的には手が大きいもんでこの太さでも問題ないのですが。。。
まあ細い方が絶対操作はしやすいですね。
キャストフィール
これはもうとても気持ちいいです。
自分が触ってきたワールドシャウラの中で1番と言っていいほどキャストがしやすい。
飛距離も半端なく飛びます!
ベリーまで軽い力で曲がるので振りかぶらなくてもキャストができ、後ろにテトラや壁があるような場所でも扱いやすい。
バックハンドで投げた時のキャスト性能は驚くと思います。
ここまで柔らかいシャウラは他にはないと思います。
ただ柔らかいティップだとキャストのブレが凄いんじゃないかと心配になるかと思います。
確かにキャスト後、ティップはかなり暴れます。
しかしエンドグリップを脇に挟めばすぐに収束します。
グリップも長いので脇に挟みやすいし。
飛距離に関しても圧倒的です。
他の竿(2831や旧2953)と投げ比べてみたんですがどのルアーを投げても大体2952の方が5mから10mほど飛んでいるのが実感です。
キャストできるルアーのウェイトなんですが、下は8gのブローウィン80sを投げたのですが若干軽いかなってところはありますが普通にキャストできました。
もしかしたら0.8号にしたらノガレやエリア10など軽いバチ抜けルアーも扱えるかもしれません。
上はガボッツ150やカゲロウ155fを投げましたが竿が負けてる感じもなくむしろ快適に扱えました。
印象としてはプラグなら50gジグなら60gくらいまでなら竿に負担がかからないキャストを行えば投げれるんではないかなと思います。
操作感
操作感は巻物はとても使いやすいです。
柔らかいティップのおかげでそのルアーのアクションを殺すことなく巻いてこれます。
セットアッパーやVJのような千鳥アクションが得意なルアーも、普通の竿よりスライド幅を大きく出せている気がします。
よく曲がる竿特有の巻物系ルアーのポテンシャルを100%発揮させてくれる。
ブローウィン140Sのジャーキングもベリーあたりから硬くなるのでしっかり左右に飛ばしながらジャーキングできます。
フローティングペンシルやマニックフィッシュのように竿を立ててアクションするのは長く自重があるので向いていません。
長時間やっていたら手がとても疲れます。
僕は脇に挟んで竿を横に倒した状態でアクションさせます。
これなら疲れずにやりやすいですね。
ティップが入るのでこの辺りもやりやすいのですが、大型ポッパーのように水圧をもろに受けるルアーは向いていません。
ティップが負けちゃってうまく操作できません。
底物系はやったことはないのですがおそらく向いてない。。。。
メタルジグも40gくらいまでなら扱えるレベルですが、ジグを大きく飛ばしたい人には向いてないです。
とはいえ僕の感覚としては問題なく、ベリーの硬さが生きていて意外と竿が負けることなくシャクレています。
青物を狙うのも、50gまでのライトショアジギングなら十分こなしてくれる。
これはコアマンのメタルジグ CZ-30で60センチのメジロを釣った時の動画です。
ジグをシャクってる時とファイト時の竿の曲がりを参考にしてください。
シンキングペンシルのドリフトの釣りもはらず緩めずのテンションでもルアーの存在感を感じることができ扱いやすいです。
ただ潮の圧を感じる感度はそれほどいいとは思いません。
竿がもっちりしているので潮目を探すという点ではシーバス専用の細身の竿の方が上だと思います。
まとめ
ワールドシャウラBG2952は好みが分かれる個性の強い竿だと思います。
2952とマッチする人
- とにかく曲がる竿が好きな人
- 小型プラグから大型プラグまで1本の竿でやり通したい人
- 手のひらが大きい人
- シーバス、ライトショアジギング、ヒラメを1本でやりたい人
- 大型魚を頻繁に相手している人
2952とマッチしない人
- パッツン系の張りのある竿が好きな人
- 手のサイズが小さくて重い竿が苦手な人
- バチ抜けパターンでも使いたい人
- デザインが気に入らない人
とりあえず普通のシーバスロッドの感覚で購入しないことだと思います。
僕はこの竿が大好きです。
買ったばかりの頃は使いにくくて手放そうかなとも考えましたが今となっては離れられない。
曲がる竿って本当にいいです。
バラしにくい、魚とのやりとりも楽、キャストフィールは抜群、ルアーのアクションも活きる。
繊細であり強靭、テクニカルに操作ができ、豪快にファイトができる、こういう竿に慣れてしまうと本当に離れられないと思います。
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コメント失礼します。
サーフ、磯での使用を考えいます。
鰤クラスを相手に2952ではきびしいでしょうか?よろしければアドバイスをお願いします。
コメントありがとうございます。
混み合うサーフでなければ鰤も問題ないと思います。
むしろ青物も混じるサーフなら最適だと思います。
磯はちょっと厳しいかもしれません。
穂先は繊細ですがバッドは2953と同じくらいの強さを感じます。
自分の周りにワールドシャウラを使用している者がいなく相談相手がいなくて困っていました。アドバイスありがとうございました。
いえいえわかる範囲なら答えるのでいつでも聞いて下さい。