ライトゲームに最適なのはステラ!?ヴァンキッシュ!? 22ステラC2000SHG インプレ 

どうも子育てアングラーです。

2023年フィッシングショーで23ヴァンキッシュが発表されました。

19ヴァンキッシュもカッコよく好きですが、23ヴァンキッシュもカッコいい。

ヴァンキッシュといえば『クイックレスポンス』

ステラといえば『コアソリッド』

シマノはスピニングリールの中でこの2つのタイプがあります。

<クイックレスポンス>
ローターが樹脂とカーボンでできているので軽く、形状も左右非対称なのであえて慣性が働きにくいようにしてリーリングの巻いては止めるを迅速に対応してくれます。

<コアソリッド>
ローターが金属でできているので重く、形状は左右対称で重量バランスが取れています。
金属でできているので重量も重く完成が働き、一度巻き出したら慣性の力が働き軽い力で巻くことができ、大物とのファイトでも楽になります。

どちらも長所と短所はありますが釣りのスタイルによって使い分けるといいと思います。

ライトゲームでもどちらがいいかというのは釣り方で変わってくる。

僕のライトゲームの比率は7割メバリング、3割がアジングになっています。

これまでダイワのルビアスやプレッソ、イグジスト、そして最近まで18ステラを使っていました。

最高に素晴らしいスピニングリール 18ステラ インプレ

18ステラは最高だったのですが、一つ気になるところが巻きの重さ。

アジングでは気にはならないがメバリングではちょっと気になる。

いや気になる時は結構気になる。。。

僕のメバリングはほとんどプラッキング。

プラッキングはドリフトの釣りやデッドスローに巻いてくることが多い。

コアソリッドであるステラは慣性が働き出した時は巻きが軽いのですが、巻き始めは重いです。

デッドスローにじわ〜っと巻いては止め、またじわ〜っと巻いてを繰り返します。

巻き出し(重い)→慣性働き出す(軽くなり始める)→止める→巻き出し(重い)→慣性働き出す(軽くなり始める)→止める→ を繰り返すので、巻き出し(重い)の回数が多いのでスローな釣りにはコアソリッドは扱いにくいんじゃないかと。

これを解消するのは巻き出しが軽い23ヴァンキッシュが適している。

23ヴァンキッシュが発売したら買い替えようと考えていました。

が結局コアソリッドである22ステラをまた買ってしまったのです(汗)

その理由について22ステラC2000SHGの良さも含め紹介したいと思います。

ライトゲームはコアソリッド?クイックレスポンス?

コアソリッドかクイックレスポンスか?このテーマはハイギアorローギア論争と同じく答えは一つではない。

使い手や使い方によって答えは変わる。

ですのでこれは『僕個人的の現在の答え』をつらつらと書きたいと思います。

結論から言うとメバリングはコアソリッド(ステラ)でアジングはクイックレスポンス(ヴァンキッシュ)というのが僕の答えです。

なぜメバリングはコアソリッドなのか?という点ですが、メバリングは横の釣りでリトリーブが多いから。

縦の釣りは一般的には少ない。

メバリングでもワームの場合、僕はほとんど縦の釣りですが。

一定速度でただ巻きがメインならばコアソリッドであるステラがとても相性がいい。

しかしドリフトで多様するデッドスローの巻きの場合はメリットになるのか?

3秒に1回転くらいのデッドスローの時に慣性の力が働いているのかというと微妙なところ。

初動をずっと繰り返しているので慣性の力が働く以前のところで止めちゃってる。

つまり巻き始めの重さがずっとなのでしんどい。

ですのでデッドスローにおいてはクイックレスポンスの方が向いているように思います。

話が矛盾していますね。

クイックレスポンスの方がドリフトの釣りに向いているのにコアソリッドであるステラをなぜまた買ったのかというと22ステラは『インフィニティドライブ』が搭載されているから。

シマノHPより

 インフィニティドライブで巻きが軽くなっているのに期待。

アジングにおいてはヴァンキッシュ。

僕の見解ではどちらでもいいと思いますが。

アジングって仕事してるのはほとんど竿だと思うんです。

リールの役目ってロッドアクションした後のスラッグをとるくらい。

飛距離に関しても小口径ガイドでも糸抜けがいい1000番クラスのリールを使っていれば問題ない。

ステラであれヴァンキッシュであれ、2万円台のリールでも変わらないと思います。

昨今のアジングロッドは軽量化合戦になっているところもあるのでリールも軽いものを使った方がバランスは取れるかもしれません。

竿でアクションする時も軽い方が有利なので、そういう意味でもアジングではヴァンキッシュがいいように思います。

僕はステラでも何不自由なくアジングをしていますが。

アジングを突き詰めてされる方はヴァンキッシュがいいでしょう。

22ステラをライトゲームで使用してみて

メバリング

デッドスローの巻きの重さ。

『インフィニティドライブ』が搭載されてその辺りは改善されているのか?

実際に使ってみると巻き出しは軽くなっていると思います。

ただヴァンキッシュのような巻きの軽さではないので要注意。

程よく抵抗がありしっとりとした巻き心地は健在でありながらも軽い。

表現が難しいですが、剛性感と高級感がありながらも巻き出しはしんどいほど重くない。

18ステラの時に感じていた重さは全くないとまでは言わないが軽減はされていると思う。

ただ注意が必要なのはクイックレスポンスのような軽さは程遠い。

クイックレスポンスを求めているのであればヴァンキッシュを選ぶべきです。

一定速度で巻き続ける釣りはやっぱり最高ですね。

めちゃくちゃシルキー。

この点においてステラより優れたリールはないでしょう。

この気持ちいい巻き心地が集中力を上げ、粘りの1本を引きずり出すのだと思います。

メバリングと22ステラは18ステラ以上に最高の相性。

アジング

アジングは前述でも書いたのですが、リールをこだわる必要はないと思います。

釣りは趣味の世界。

道具に喜びを感じながら釣りをするのもまたひとつの楽しみ。

ステラを使うことで釣りが楽しくなるのも事実。

また尺アジ以上のサイズになってくると引きも強くなってくるので金属ボディのステラは安心。

ドラグ性能も優秀ですから切れやすいエステルラインにはいい武器になると思います。

シーバス

冬から春にかけてのマイクロベイトパターンやバチ抜けパターンの時にメバルプラグを使って釣りをすることがあります。

メバルプラグを投げるにはメバルタックルじゃないと飛ばない。

22ステラC2000SHGで何本か釣れたのでその時の感想を書いておきます。

シーバスのサイズは60センチ前後。

やっぱりステラは強い!

2000番でもリールが負けるこ感じもなく、焦らされることもなく余裕で魚をいなすことができました。

その時使っていた竿がよく曲がる竿だったので竿ドラグの効果もあったのでしょうが、ステラのドラグ性能の高さを体感することができました。

至高のメバリングロッド INX  74ビーテスラー2nd

出るときは一気に出て止めるとこは止めるといったメリハリのあるドラグの出かたではなく、じわじわ出ていきながら、魚に地味にストレスをかけるような粘り強いドラグの出方。

テトラなので時間はかかったが落ち着いたランディングができライトタックルでも楽々。

シーバスに2000番クラスを使い続けるのはどうかと思いますが、不意の大物も全く問題なかったです。

当然その後もリールのガタもなかったです。

22ステラ初期ロットとの違い

22年の3月にC3000XGを購入(初期ロット)

世界最高峰のスピニングリール シマノ 22ステラ インプレ 

22ステラ 3ヶ月使用してのインプレ

そのあと22年の8月に4000XGを購入(2期ロット?)

でC2000SHGを23年の2月に購入。

現在が後期になるのかはわかりませんが、初期と比べて改善されているところは何点かありました。

ベールアームの角度

C3000XGは若干上向きに角度がついています。

4000XGは水平で角度は全くついていない。

C2000SHGは上向の角度がかなり強くなっている。

なぜ改善されたのかというとアームにラインが留まったてしまいそのまま巻いてしまうとスプールにちゃんと糸が巻かれず次のキャストでバックラッシュするという現象を改善するためだそうです。

角度をつけ傾斜にすることでラインローラーに向かって滑っていくらしい。

アーム変形してるやん!?ってかなり焦った (● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

オートリターン機構がめちゃくちゃ硬くて使えない

僕の個体が特にひどいのかもしれませんが。

いろんな店舗で巻かせてもらったんですが小型番手(1000番・C2000番)は硬い傾向にあります。

<オートリターン機構とは>
ベールを起こしてキャストし、ベールを倒すときに手で返すのではなくハンドルを回転させてベールを倒せることが可能になる仕組み。

僕のC2000はハンドルでベールを倒そうとすると硬すぎてリールと竿がぐらぐら揺れてしまうくらい。

元々オートリターン機構を使っていたのですが、使わなくても釣りの操作に問題はないので別にいいかとクレームに出すわけでもなくそのまま放置w

巻きの質感

巻きの質感は初期ロットに比べると遥かによくなっている。

4000番(2期ロット)もかなりいいなと思っていたのですが、C2000番(後期ロット)は極上の巻心地。

おそらくグリスの量が多いような気がします。

抵抗が強くなっているんですが、それがウェット感が高まり超ヌメヌメしていて本当に気持ちがいい。

C3000XG(初期ロット)はグリスがだいぶん流れてしまったのか巻きは軽いんですが乾いたような、ギアとギアの間にグリスが噛んでないような感覚。

もう一度買い直したいくらい(涙)

やはり後期ロットは熟成されるもんですね。

まとめ

ライトゲームにも22ステラはやはり最高です。

『ステラを使ったら他のリールは使えない』とよく言われますがまさにその通りで。

ライトゲームでヴァンキッシュの軽さがあれば操作しやすいななど思うところはありますが、ステラの魅力を知っていると少々不便に感じることも目をつぶってステラを使いたくなります。

それを上回るものがステラにはあります。

これは言葉で説明するより、体感しないとわからないと思います。

ライトゲームでステラを買おうと思っている方、素晴らしいリールです。

合う合わないというよりステラでライトゲームをしたいと思うくらいです。


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