ベイトシーバス ロックフィッシュ 巻き心地が素晴らしいモンスタードライブ! シマノ 23アンタレスDCMD  インプレ 海で使う

どうも子育てアングラーです。

数年前から地元でロックフィッシュが盛んになってきており釣りも楽しいし食べても美味しいのでハマっております。

スピニングでずっとやれていたのですが、もっと手返しよくしたいし、フォールの当たりも取りたいのでベイトリールを購入。

海で幅広く使えリセールバリューのいい『アンタレスDCMD』を購入しました。

使う用途は主にロックフィッシュ、シーバス、ショアのプラッキング青物、ヒラメなどです。

ベイトタックルは初めてではなく15年前まではバス釣りで使いまくっていました。

それからずっとソルトルアーに移行してスピニングだけの釣りになってしましました。

だから最近のベイトタックル事情はわかっておらず、投げ方も忘れてしまった状態。

ですので今は勉強中の身でベテランのベイトアングラーさんにはお役にたたないインプレかも。

ロックフィッシュの用途で買いましたがほとんどシーバスばかりに使っていてどちらかというとアンタレスDCMDをシーバスに使ってみてというインプレになります。

どんなリール

シマノには最高峰のベイトタックルが2機種あり。

『巻き』のカルカッタ。

『飛び』のアンタレス。

僕は海で遠投して使いたいのでアンタレスDCMDを選択。

アンタレスにも色々種類があり、ノーマルの19アンタレス』DCユニット搭載の『21アンタレスDC』

そして21アンタレスDCの大きいサイズ、アンタレスDC(デジタルコントロールブレーキ)MD(モンスタードライブ)。

アンタレスDCMDの特徴として、スプール系が38mm径の21ミリで太い糸もたっぷり巻ける仕様。

スプールも今回からMGLスプール搭載で軽量化されているので飛距離にも恩恵が。

PE2号が200mも巻けるので、ライトゲーム以外のソルトルアーは大体できてしまう。

デザイン

光沢のある鏡面ブラック。

全モデルのように光にあたればビカビカするラメは入ってない。

アシンメトリーなデザインがスタイリッシュ。

レベルワインダーが除くこの部分はロボット映画に出てくる目のようで男心をくすぐられる。

僕はこの角度から見たアンタレスが好き。

2トーンのメッキとハンドルの形がかっこいい。

質感

クラッチの音と感触が絶妙で気持ちいい。

ステラのベールアームを動かす音もそうですが質感を存分に愉しめるのがシマノのフラッグシップモデル。

パーミングしたときの触り心地も最高。

人間工学の元に毛つり出したかのような気持ちのいいフィット感。

ずっと握りたくなるような感覚。

素晴らしすぎるだろ!シマノ。

使用感

飛距離

最近のベイトリールは変わったと言われますが確かによく飛びますね。

15年前に使っていたダイワのジリオンHLCも鬼のように飛んでいたけど。

アンタレスDC MDはブレーキも的確にかけつつぶっ飛んでくれる。

もうスピニングには飛距離では勝てないってのも昔の話かもしれない。

14g以上になってくるとスピニングの9割もしくは同等飛んでいる。

20g以上になるとスピニングよりも飛んでいるんじゃないな。

スネコンやカゲロウ124Fのような飛行姿勢の崩れがちなルアーもアンタレスDCMDならブレーキ制御のおかげかライナー軌道で飛行姿勢が崩れないよう飛んでいってくれる。

これはベイトリールの大きなメリットですね。

しかし10以下になると相性も悪くなりスピニングより圧倒的に飛距離が落ちる。

10g以下の軽量ルアーはやっぱりスピニングをが無難でしょう。

とはいえ投げれないかといえばそうではなく例えば8gのブローウィンやアイマポッキー65など軽くても飛距離の出るルアーなら快適ではないが普通に投げれる。

巻き感

巻き心地

巻き心地も素晴らしいよ!

ノイズも全くなし。

軽くヌルヌルした滑らかな巻き心地。

ステラのような適度な重みのある巻き心地ではないのですがアンタレスDCMDも負けてないくらい気持ちがいい。

使う度に感動する・

パワー感

魚をかけた時のパワーも申し分なし。

シーバスはまだ60㎝クラスしか釣っていませんが当然余裕で。

80㎝あろう巨大ゴイも苦労はしましたがスピニングに比べ全然余裕。

43㎝のキジハタもなかなかのパワフルな引きをしましたがハンドルロックすることもなくゴリゴリ余裕で巻き上げることができた。

さすがモンスタードライブ!

繊細な釣り

そんなパワーある巻きとは逆に繊細な釣りも可能。

ナイトゲームでデッドスローに巻くドリフトの釣りも巻きの感度がいいので相性バッチリ。

流れの変化や潮目も感じ取りやすい。

当然反対にバイブレーションの巻き巻きやウェイキーブーのようなトルクフルな操作もできる。

ブレーキ性能

ブレーキ設定はまだ使いこなせていませんので詳しいことは書けませんが基本的にXBモードで使用。

着水点のわかりづらいナイトゲームはPEモードを使用。

<XBモード ブレーキ1>

メタルジグ、VJシリーズ、メタルバイブレーション、スウィングウォブラー125、

<XBモード ブレーキ2>

カゲロウ125F、セットアッパー125、サイレントアサシン129、ナレージ65、ワスプスラローム80S、

<XBモード ブレーキ3>

ブローウィン125・140・165、カゲロウ100、ナレージ50、バンク82S、スネコン90s、ガルバ73s、空海スリム120F

<XBモード ブレーキ4>

ブローウィン80s、ポッキー65ラトル、スーサン、ガボッツ90

XBモードのブレーキ1〜3までは空気抵抗の少ないルアー向けのぶっ飛びモード。

4〜8までは空気抵抗のあるルアーのビッグベイトモード。

基本的にビッグベイトモードは使わないので10gから30gまでのルアーでブレーキ1〜4でほぼやり切っています。

トラブル

今の所大きなバックラッシュは1度だけ。

ブレーキを強いところから様子見で徐々に弱めていけばバックラッシュすることはない。

ベイト経験者であればDCブレーキのおかげでほぼバックラッシュはしない。

ただラインが少し浮く軽度のバックラッシュはよくある。

初心者の方はベイトリールの仕組みとベイトキャスティングをよく理解してから使うことをお勧めする。

ベイトタックルでPEラインを使う人は2号を基準にしている人が多いと思います。

僕は1.5号でやっていますが、2号と変わらず使えています。

これもアンタレスDCの性能のおかげか?

さすがに1.2号にまで落とすと食い込みが気になりそうですが。

ナイトゲームは着水点が分かりにくいのでサミングがうまくできず軽いバックラッシュになりやすい。

飛距離は犠牲になるけどキャストに自信がない人はブレーキを強めたほうがいい。

軽いバックラッシュならすぐ直せるが、シンキングルアーの場合その直してる数秒で着底し根がかってしまう。

これは本当によくあるので。

高額なルアーなんかがロストしたらかなり痛いですからね。

干潟のシャローなら高確率で根がかる。

夜は飛距離も申し分ない、トラブルも少ないスピニングの方がストレスがないと思う。

メンテナンスもちゃんとやっておいた方がいい。

ラインをつたってスプールの隙間からボディに海水が入りやすい。

帰宅したら毎回よく洗った方がいい。

僕は水にドブ漬けではなくシャワーで2分間くらい塩や汚れを流しています。

特にウェーディングでは水が入りやすく、パーミングしてる手がびしょびしょに濡れていることも。

スピニング以上にこまめなメンテナンスが必須ですね。

まとめ

15年ぶりに使ったベイトリール。

スピニングと違い癖やトラブルも多く買ったばかりの頃は売ってしまおうかと思うくらい挫折しておりました。

  • 長いブランクでキャストの仕方を忘れていた。
  • ベイトとPEラインの取り扱いがわかっていなかった。
  • ブレーキが多すぎて戸惑った。
  • 右巻きか左巻きかで迷ったり

こんな面倒くさいならスピニングの方がいいと思いもした。

でもアンタレスDCMDを眺めるたび、ヌルヌルの巻き心地を味わうたび、もう少し頑張ろうと。

今では非常に楽しいです。

それもアンタレスDCMDのおかげだと思います。

非常にいいリールです。

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