どうも子育てアングラーです。
今回のインプレはダイワから発売されているエメラルダスピーク。
結論、エメラルダスピークは使い手の思い通りに動いてくれるので使いやすく、初心者から上級者までが納得して使えるエギでした。
どんなエギ
ダイワには『エメラルダスラトル』という人気のエギがありましたが廃盤になり、それに代わり『エメラルダスピーク』に生まれました。
エメラルダスラトルはとても好きで僕もよく釣らせてもらいました。
使いやすく、魅力的なカラーも豊富でラトルが標準で入っていて大好きなエギでした。
ラトルは廃盤になりピークが登場。
ラトルもピークもエギング界の帝王と呼ばれている山田ヒロヒトさんがプロデュースしたエギです。
ダート系エギの完成系、頂(ピーク)になりうる出来栄えということからピークと命名されたみたい。
ダイワは4種類のエギがあります。
- ダート性能に特化した『エメラルダスダートⅡ』
- フォールに特化した『エメラルダスフォール』
- 流行りの抵抗系のエギ『エメラルダスステイ』
- スタンダードなエギ『エメラルダスピーク』
エメラルダスピークのスペック
- 2.5号 10g 1250円
- 3号 14.5g 1250円
- 3.5号 19.5g 1250円
- 4号 23.5g 1250円
見た目は典型的な大分型のエギ。
いかにもキレのあるダートをしそうな細く尖ったヘッド形状。
シンカーは水を受けるような形状。
エメラルダスステイのシンカーに似ている。
ドリフトにも相性が良さそう。
ボディ細くは水抜けが良さそうだがシンカーは水を受けるように作られてお互い性格が違う。
この二つが融合することでどんなエギになるんだろう。
カンナはラトルシリーズの時と同じもの・
なんでもこのカンナが良すぎて引き続き採用されたみたい。
ラトルは小さいビーズのようなラトル。
こちらも前作のラトルの時と同じようですね。
今年タイプSというモデルが発売されました。
フォール速度が6秒/mです。
タイプSはシンカーに穴が空いている。
また同じタイプSでもラトルとノンラトルでも穴の形状が違う。
青いエギがラトル入り。
タイプSのSはシャローの意味ではなく『ゆっくりSHOW(魅せる)』という意味。
シャローだけで使うのではなく深いところでもスローに見せて誘いたい時に使うという意味であえてシャローは使わないみたい。
使用感
飛距離
ピークで一番驚いたのは飛行姿勢がとても良いところ。
他のエギよりもうひと伸びしてくれるイメージ。
飛行中、姿勢がほとんどブレずに飛んでくれ50mくらいは飛んでいるんではないでしょうか。
姿勢がいいので風のある日でも影響されにくいですね。
アクション
しっかりダートもしてくれますが、左右にキレのあるダートをするのではなくシンカーがある程度抵抗になり、水を掻きながらダートするイメージ。
そのせいかダート幅はやや控えめ。
しかしシャクリを強く入れてやれば大きくダートし弱めればそれに応じて小さくなる。
アングラーの入力加減でエギの動きを調整できるので使いやすい。
フォールも水を噛み水平姿勢を保ちながら食わせの間を作ってくれる。
このフォール姿勢はエギで一番大切と言っても過言ではない。
使い方
とりあえずエギングをこれから始める人に勧めたいエギですね。
初心者でも簡単に扱えることができ、上級者でもテクニカルに楽しめるのがピークの魅力。
『ダート系』『抵抗系』のどちらの要素も兼ね備えているエギで。
秋イカのようにアグレッシブな個体を相手にするときはバンバンとダートさせて使い。
春イカのようにメタボ系デカイカを相手にするときはしっかりと潮を噛ませステイさせて食わせの間を与える。
ステイ譲りのシンカーが潮の重みも捉えやすい。
スラックジャークでも抵抗のあるシンカーがより移動距離を抑えてネチネチ攻めることができる。
スラックジャークとは? ラインスラックを利用しジャークさせる、それにより横へのダートし、移動距離の抑制、数多くフォール数を稼げるといったメリットが生まれることで、効率的にイカに辿り着きやすくなる。
バックドリフトも相性がいいと思います。
バックドリフトとは?沖への払い出しの潮にエギを乗せてキャストでは届かない場所のイカを狙う釣法。
スタンダードモデルのエギだけありどんな釣り方でもこなせるオールラウンダー。
まとめ
まさにスタンダードの頂。
現在のエギングにおいて『ダート系』『抵抗系』この2つがあれば通用すると言っても過言ではないらしい。
その2つを1本のエギで兼ね備えているのがエメラルダスピーク。
僕の感想では飛行姿勢が素晴らしいのに驚いたのとしゃくりのさじ加減で素直に動いてくれる使いやすいエギ。
また別の一面でドリフトやスラックジャークなどテクニックを要する使い方もしっかりこなしてくれる。
万能なエギだと思います。
- 飛行姿勢がいい
- 抵抗のある形状なので潮の重さやアタリがわかりやすい
- ダートもしっかりする
- フォール姿勢が綺麗
- カラーバリエーションが豊富
- 初心者、上級者、使い手を選ばない