どうも子育てアングラーです。
カゲロウの生みの親、久保田さんの制作ルアーメガバスのゲンマ110sのインプレ。
ゲンマはジャンルで言えばシンキングペンシルです。
シンキングペンシルが苦手な方も多いと思います。
巻き心地がないので操作感がないレンジが掴みにくい。
ゲンマはシンキングペンシルでも使いやすく釣れやすいルアーだと思います。
どんなルアー
ゲンマは2サイズ展開。
85mmと110mm。
各サイズ軽いタイプと重いタイプ2種類あります。
ゲンマ85S
- Length85mm
- Weight13g / 17g
- TypeSinking
- Other.1Hook : #6 x 2pcs
ゲンマ110S
- Length110mm
- Weight21g / 29g
- TypeSinking
- Other.1Hook : #4 x 2pcs
軽いタイプは河川のドリフトや艶かしく使いたい時、牡蠣瀬の浅場など河川シーバスはこっちが使いやすそう。
重いタイプはサーフや水深のある堤防で使いやすそう。青物やフラットフィッシュを狙うときはこちら。
今回は110Sの軽いタイプ21gのインプレです。
見た目はメガバスらしい美しくてかっこいい造形美。
この造形美は魔力ですな。
特徴は
アイの下に縦のリップのようなプレートがあります。
スイミングプレート?
役割としては、
①「アクションの動き出しによる始動性」
②「スイム時の安定性」
③「コントロールの加減がつかみやすい、適切なスイム抵抗感」
だそうです。
メガバスのルアーの説明書はいつもよくわからないんだな。。。
とにかく操作感があって立ち上がりも早いってことですかね??
アイマのヨイチはでヘッド部分がカップ形状になっており水流をカップで受けるのでアングラーにも操作感が伝わり使いやすい。
飛距離は正義だ! ima ヨイチ80 インプレ
ゲンマはこれとは真逆で水受けないように切り込む形です。
アングラーにとっては操作感がないように感じるのか?自分としてはこちらの方がシンペンぽくて好き。
メガバスの重心移動システムはLBOⅡですがゲンマはタングステンボールの重心移動システム。
使用感
飛距離
メガバスといえばLBOⅡというめっちゃよく飛ぶ重心移動システムがありますが、ゲンマには採用されず。
シンペンに採用されたらよく飛びそうだけど残念。
LBOⅡだと着水後ウェイトが戻りづらいみたいですね。
リップがついていれば姿勢が変わりウェイトが戻りますがシンペンだとジャークを入れたりしないとウェイトが戻らないので立ち上がりが悪い。
なので着水後の転がるタングステンボールになったみたい。
画像メガバスHP引用
ウェートルームも傾斜になっていて磁石に引き寄せられるようになっている。
飛距離と立ち上がりのバランス合わせが難しそうですね。
飛距離はよく飛びます。
ただ固定重心のシンペンに比べると飛びません。
釣るためにはアクションとスイム姿勢も重要なのでその辺は犠牲になってます。
重心移動のせいかキャストが決まらない時は飛行姿勢が悪くなる時もある。
でもストレスにならないレベル。
アクション
ゲンマは水を切り込むタイプのルアーなので抵抗もなく操作感はないのかと思ってましたが意外と手元に伝わってくるシンキングペンシルですね。
これは初心者でも使いやすい。
ルアーの存在感をしっかり感じ取ることができる。
背中の少し対応があるせいか水受けになりそこもリップのような役割をしているのかも。
アクションはお尻をスイングしながらスラロームアクション。
姿勢はかなり水平に近い。
『水平姿勢のシンキングペンシルは釣れる』のでここは一番のお気に入り。
フォールも細いピッチのシミーフォールをしてくれます。
小刻みに体を震わせるのでフラッシングが強烈。
レンジは1秒に1回転で巻いて30センチくらいを泳いでるイメージ。
シャローエリアでもとても使いやすい。
使い方
心がけるのはとにかく一定の巻きスピードでゆっくり巻き続けること。
自分はハンドル1回転に2秒くらい。
一定の速度で巻くことで流れの変化に差し掛かったときにルアーがバランスを崩しバイトチャンスをオートマティックに生み出してくれます。
この21gもその揺らぎがどうやらミソのようです。
カゲロウと同じような『揺らぎアクション』が入るならそれは釣れるはずでしょう。
まとめ
初心者でも上級者でも扱いやすいルアーだと思います。
- ほぼ水平なくらい水平姿勢
- シミーフォールが細かくハイアピール
- カゲロウと同じ『揺らぎアクション』
- 飛距離は十分
- スイム姿勢が安定している
やっぱりメガバスのルアーはかっこいい。