どうも子育てアングラーです。
今回ご紹介するのは、ジャンルを問わない、どんなフィッシュイーターでもターゲットにしたミノー『ワールドジャーク115F』のインプレです。
このルアーはミノープラグの基本、標準といった優等生ルアーです。
どんなルアー
釣り業界で一番影響力があるだろうレジェンド村田基さんが監修したジャーキングミノーです。
ワールドジャークは「115mm」と「110mm」の2サイズあり、それぞれ「フローティング仕様」「シンキング仕様」の4仕様あります。
今回は115mmのフローティングのインプレです。
シーバス専用ルアーではなく、あくまで万能なルアーで世界で通用することに照準を置いたミノー。
だからどんな状況にも耐えれるようボディも肉厚、フックも太軸フックの#6の3フック、サイズも小さくもなく大きくもなくどんな時期でもどんな場所でもマッチするサイズ。
魚より人間が釣れると評判のフラッシュブーストも搭載されていて。
釣れる要素になっているかは疑問ですがルアーがキラキラしているのは生命が宿ってる感じがしてモチベーションが上がるんだなw
強鱗カラーもかっこいい。
スコーピオンのロゴもワールドシャウラ好きにはたまらない!
使用感
飛距離
同じく村田基さん監修の『ジャークソニック』というルアーがあり、素晴らしいアクションはするが飛距離が残念でした。
ワールドジャークにはシマノの重心移動システム、『ジェットブースト』が搭載されているので比べもんにならないくらい飛びます。
しかしサイレントアサシン129に比べると飛ばない。
サイレントアサシンに比べてリップが大きめなので空気抵抗になりここが足を引っ張ってるのか。。。
飛行姿勢もそんなに良くない。
とはいえサイレントアサシンに比べての話で一般的なミノーに比べるとよく飛ぶほうです。
アクション
引き抵抗はしっかりありブルブルロッドに伝わります。
ロールよりウォブリングが主体で強波動系。
シーバスルアーにしては強いと感じるくらい。
濁りが入った時、コノシロ、イワシの群れから目立たせたい時などにワールドジャークの強めのアクションが活躍してくれる。
ジャークソニックの時にも感じたのですが、村田基さんは道具、キャスティング、釣り方どれも基本に忠実にキッチリを抑えられておられる方なんだなと思います。
ワールドジャークの泳ぎもしっかりとルアーが芯をとらえられていてビューティフォー!な動き。
最近のシーバスミノーは少しバランスを崩したルアーが多く、それは意図的にやっておりそういうルアーが強いのも事実。
しかし久々に優等生なルアーを使うとルアーフィッシングの原点を感じますね。
使い方
使い方はジャークとついていますが、ジャーキングでは使いません。
ただ巻きオンリーw
『とにかくルアーを見て!』とアピールさせたい時に使います。
いい意味でしっかり泳がないシーバスルアーの変わり種として使います。
青物が混じるフィールドなら飛距離も出るし絶対青物に強いアクションだと思います。
コノシロ、イワシ、群れについているシーバスや青物に本物の魚より目立たせたい時に、ブリブリ派手な動きのワールドジャークは最強。
とにかく遠投してサーチルアーとして使うと効率よく魚を拾っていける。
まとめ
- アクション、強度面でも世界の魚と戦えるジャーキングミノー
- ジェットブーストで飛距離が出る
- 芯をとらえた規則正しいアクション
- フラッシュブーストも搭載
ワールドジャークはちょっと値段が高いのがデメリットですがルアーの基本を知りたいならこれといっても過言ではないと思います。
時代に関係なくいいルアーってのはこうなんだと思い知らされたルアーでした。