どうも子育てアングラーです。
今日のインプレはもう10年以上前の名作ルアー『スーサン』のインプレをしたいと思います。
多分スーサンの凄い使い手アングラーさんはたくさんいらっしゃると思いますが。。。
初心者の方にでもこんなルアーもあるんだなと知ってもらい、実際よく釣れるルアーなんで使ってシーバスをつれてくれれば幸いでございます。
- どんなルアー
- 使用感
- 飛距離
- アクション
- 使い方
- まとめ
どんなルアー
邪道のスーサン 今やシーバス界で多大な影響力を持っている Blue Blueの社長 村岡昌憲氏が監修した名作ルアーです。
- ルアータイプ:シンキングリップレスミノー
- 自重:7g
- サイズ:75mm
- フックサイズ:ST-46 #10(#8でもいけるらしい)
- ウエイト:移動重心
- アクション:タイトローリング
- レンジ:50cm程度
見た目はこんな感じ。
これはイカですか?魚には全く見えないフォルム。
正直このルアーの背景を知らなければこのルアーに目が止まることも買うこともなかったと思います。
正直不細工ですw
僕はこのルアーが登場した10年前はシーバスはほとんどしておらず、ブラックバスばかりしておりました。
シーバスを初めて3年弱です。
その間に時々、スーサンという名前は耳にしていましたが地元の釣具屋でそもそも見ることもなく「なんか釣れるルアーみたいだなぁ」とぼんやり頭にありましたがずっとスルーしていました(๑>◡<๑)
リップレスミノー?のラインアイの位置がかなり前の方にあります。
いかにも強波動とは真逆の弱々しい動きをしそうですね。
全体的なボディのバランスも頭が大きくテールにかけては絞り込まれて細くなっています。
また言いますが不細工だわ。
でもなんか惹かれる部分もある。
愛嬌ですかなw
ルアーのジャンルで言えばリップレスミノーのシンキングです。
シンキングとはいえ早く沈むわけもなくスローシンキングと思ってもらった方がいいですね。
ウェイトボール式の重心移動システムが搭載されています。
ルアーウェイトは7gとLクラスもしくはMLクラスのシーバスロッドが適してると思います。
使用感
飛距離
7gなのでほぼ飛ばないかと思っておりましたが、いい意味で裏切られ思ってる以上に飛びます。
Mクラスのシーバスタックルでも十分投げることができました。
飛距離でいうと35mくらい飛んでるように思います。
喰わせのルアーだとすると十分な飛距離だと思います。
アクション
アクションはウォブリング要素はなくタイトローリング系のアクションです。
先ほど述べた通りいかにも弱々しいスレた魚にも強い喰わせの動きをしています。
ただ巻きではフワフワしたローリングでどこか動きが破綻しているんじゃないかと思ってしまうほど、言い方を悪く言えばキッチリ動いていない「やる気なしルアー」のように思いますが、このセッティングはデタラメなどではなくきっちりと計算された動きなのだと思います。
シーバスルアーってこういう破綻しているような動きがたくさんあり実際によく釣れますもんね。
ただ巻きでは脱軌道アクションが入りいわゆる『千鳥る』『揺らぎ』で魚を誘ってくれます。
ただ巻きでは簡単に口を使わない時に有効なのがジャーキングというかトゥイッチがスーサンの強い攻め方の一つです。
ラインスラッグを使ってトゥイッチ&ジャークすれば左右に大きくダートします。
スローシンキングなのでダートした後や合間にスローに沈むので早くダートさせてゆっくり沈ませる緩急のついたアクションがスーサンの強いとことかなと思っています。
またスラッグを使ったアクションはダート幅を広げるだけでなくフッキングがとてもしやすくなり、バラシを減らすことにも繋がります。
使い方
色んなルアーを投げても釣れない時や、人が多い激戦区、とりあえず1本釣りたいという時に投げますね。
デイゲームでもナイトでもトゥイッチさせてダートで誘うことが多いです。
基本的にただ巻きよりダートさせて釣っていることの方が多いです。
明暗の境や岸際スレスレをダートさせたりして。
ダートもキレッキレの横跳びではなくどちらかというと緩やかなダートで誘います。
本当に喰わせる気満々で弱った魚を演出しています。
まとめ
発売してから10年以上経ちますが今でも全然釣れます。
よく釣れるルアーと一歩間違えれば使い物にならないルアーのギリギリのところを絶妙なセッティングで作られた天才的なルアーなように僕は感じています。
シーバスのベイトとは似ても似つかない見た目のスーサン、こんな変な形で魚を釣ると釣ってやったった感があり僕はとても楽しいです。
これがルアーフィッシングの醍醐味だと思います。
使い方もアングラーの数だけできる可能性が無限大なルアーだと思います。
年中使えるので是非お使いください。
以上子育てアングラーでした。